読書日記と日々のあれこれ

読んだ本の記録と紹介です。たまに映画も。

朝の読書

 

十戒・主の祈り――教皇講話集 (ペトロ文庫)
 

 

この教皇フランシスコの講話集を毎朝少しずつ読んでいる。

私はプロテスタントの信徒なので、カトリックローマ教皇の書いたものをあまり読んだことがなかったのだが、先日読んだ若松英輔氏の『いのちの巡礼者ー教皇フランシスコの祈り』でローマ教皇の言葉に触れて、教皇フランシスコの言葉を聞いてみたくなった。

教職者たちは、カトリックプロテスタントは全然違うと言うけれど、一信徒でしかない私には、その違いはあまりわからないし、正直なところ、わからなくてもよいと思っている。

聖書が正しく教えられていれば、良い。

信仰と信仰に生きることの本質を教皇はやさしい言葉で教えている。私自身の揺れ動く心を聖書のことばをとおして整えてくれるこの講話集を日々楽しみに読んでいる。

今年は、あまりカトリックだとかプロテスタントだとか、枠に捉われずに色々な信仰所を読んでみたいと思っている。信仰生活を見直し整えて、私にできることを見つけたい。厳密にいえば、私にできることを神に教えていただきたい。

 

今朝読んだところは、偶像礼拝についての話だった。

私の生きる機軸となるもの、それが偶像である。私は神と神の言葉によって生きているか? 

 

私にとって、もっとも足りない資質

は、人とかかわること。愛を以て人とかかわること。私は人間関係に臆病で、人が苦手だ。幼いころからずっと。

大人だから、それなりに表面を取り繕うことはできるけれど、本当はとても人が苦手だ。3年通っている教会の数少ないメンバーとすら、打ち解けた感じがしない。いまだに慣れない。

そして、出不精で、知らないところへ行くことが嫌いである。

環境が変わるのも、本当に苦手だ。

 

こういう私に「愛を以て」人にかかわることなどできるのだろうか。

もしやクリスチャンとして失格なのでは?これはもう長年、心の奥底にある問いだ。

いのちの巡礼者――教皇フランシスコの祈り

いのちの巡礼者――教皇フランシスコの祈り

  • 作者:若松 英輔
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)