読書日記と日々のあれこれ

読んだ本の記録と紹介です。たまに映画も。

2019-03-12から1日間の記事一覧

何ということのない普通のことと幸せ 『平場の月』

『平場の月』朝倉かすみ (光文社) 地元の友人同士のやり取りや、偶然の再会、そこから始まる関係など、とてもリアルな「地元」の空気が物語全体に漂っている。50代になって再会した中学の同級生との恋愛を描いた小説だった。 どうということのない、いかに…