読書日記と日々のあれこれ

読んだ本の記録と紹介です。たまに映画も。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

洋書の多読

100万語多読入門【CD付き】 作者: 古川昭夫,伊藤晶子,酒井邦秀 出版社/メーカー: コスモピア 発売日: 2005/03/26 メディア: 単行本 クリック: 35回 この商品を含むブログ (30件) を見る もうずいぶん長いこと、洋書の多読をしている。 英語の本を読みたいと…

腸を整える 

腸に悪い14の習慣 (PHP新書) 作者: 松生恒夫 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2015/09/16 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 私は胃が弱いが、腸は全く弱くない。胃痛は多いし、食べられない食べ物がいくつかある。 しかし、夫は逆で胃は強いの…

エッセイが好きなわけ 『悲しくてかっこいい人】

『悲しくてかっこいい人』 イ・ラン 悲しくてかっこいい人 作者: イ・ラン,呉永雅 出版社/メーカー: リトル・モア 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 韓国のアーティストであるイ・ランのエッセイを読…

テルマエ・ロマエの作者の母

『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』 ヤマザキマリ(文藝春秋) ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ 作者: ヤマザキマリ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/01/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る マンガの『…

The artist wayを読む

The artist way はジュリア・キャメロンの著作。ずいぶん前にKindle版を購入していたものの、英語版なので挫折していた。 今、時間があるので、改めて読み始めることにする。(あとから日本語版も読もう) まだ読み始めたばかりで、具体的な話になっていない…

何ということのない普通のことと幸せ 『平場の月』

『平場の月』朝倉かすみ (光文社) 地元の友人同士のやり取りや、偶然の再会、そこから始まる関係など、とてもリアルな「地元」の空気が物語全体に漂っている。50代になって再会した中学の同級生との恋愛を描いた小説だった。 どうということのない、いかに…

1、2月 読書のメモ

今年に入って1、2月に読んだ本のうち、おもしろかったもの、印象的だったもの、ベスト5を。順不同。 1 すべての、白いものたちの 韓国の詩人、小説家のハン・ガンによるエッセイ。白、をテーマに書かれた命にまつわるさまざまなエッセイ。 しん、とした静け…

森村誠一のエッセイ 『遠い昨日、近い昔』

『遠い昨日、近い昔』 森村誠一(角川文庫) 久しぶりに森村誠一さんの本を買った。 中学生から大学生くらいにかけて、よく読んでいた。その後、ミステリー以外のものを読むことが増え、手に取ることが減っていた。 森村誠一作品で、印象に残っているのは、…

エッセイが好き イ・ラン『悲しくてかっこいい人』

小説、ノンフィクション、実用書、エッセイ……活字を読むこと自体が好きなので、ジャンルは問わずに色々読む方だが、実は雑誌が苦手だ。一冊にテーマの異なる様々な情報が詰め込まれていることが、何となく苦手なのだと思う。それでも、時々は買って読むけれ…

ていねいに暮らしたい 『丁寧に暮らしている暇はないけれど』

『丁寧に暮らしている暇はないけれど』 一田憲子 結婚して10年以上経つけれど、家事はあまり得意でないまま。得意でないままというより、苦手なままだ。 手先が不器用で、物を作ること全般が苦手だし、色彩感覚が悪いので家具やカーテン、絨毯を選ぶのも苦手…

ひたすら続けること継続すること 『武器としての書く技術』

『武器としての書く技術』 著者 イケダハヤト (中経出版) イケダハヤトさんの本は2冊目だったと思う。 ツイッターでちらほら見かける(フォローしてないので、たまにリツイートで流れてくる)ので、久々に読んでみようと思ってKindleにダウンロード。 正…

『宝島』を読んで知った占領時代の沖縄

直木賞受賞作の『宝島』(真藤順丈)は、聞いていたとおりのおもしろさだった。 1952年~1972年までのアメリカ占領期のただ中にあった沖縄のコザを舞台にしながら、暗くならない語り口が見事。 しかしながら、出てくるエピソードも登場人物たちも、沖縄の基地…