読書日記と日々のあれこれ

読んだ本の記録と紹介です。たまに映画も。

バレリーナ 躍り続ける理由

バレリーナ吉田都さんのエッセイを読んだ。

実はバレエを見たことがない。

以前の同僚が長年バレエをしていた人で、吉田都さんの名前も彼女から聞いたのだったと思う。書店でこの本を見たとき、聞いたことあったな、と手に取った。

 

幼い頃から躍り続けている吉田都さんのこれまで歩んできた道、今のこと、これからのこと。ひとつのことを真剣に続け、そして一流のレベルにまで上り詰めた彼女の言葉を読むうちに、バレエを見てみたいと思うようににった。

 

私も含めて多くの人は、才能の有無はともかく、恐れから挑戦することを投げ出しているのではないか、と思う。

 

「立派な感想など抱かなくていいのです。バレエは感覚で楽しむもの。」

この言葉は他のすべての芸術、文化に通じる。ほかのことにも。

よくわからないからと尻込みして、触れようともせずにいるものがどれ程多くあるだろう。たとえ人に伝えられなくても、何かを感じられたらそれで十分なのに。

 

バレエ、歌舞伎、京劇、狂言.....

気になっているものの数々をリストアップして、 来年はどれかひとつでも。