アンの青春 再読
久しぶりにモンゴメリの『アンの青春』を再読した。
この年齢になっても、やはり良い。
アンがクイーン学院を卒業し、アヴォンリーに戻って教師として働きながら過ごす2年間を描いている。16~18歳の2年間。
5年間も仲違いしたままだったギルバートとも和解し、よい友人として付き合っている。まだロマンスは始まらないけれど、近い将来のロマンスを期待させる言葉や出来事がちらほら。
アンの人生は決して楽なものではないし、思い通りにも計画通りにもいかない。悲しい出来事も、辛いことも起こる。
生きるということは、平坦じゃないのだと突きつけられるが、同時にそれでもその中に光を見ることができるのだ。